2018.01.24~01.26 に PITTI IMMAGINE FILATI 82 の展示会に行って来ました。
フィレンツェは天気もよく、日本より暖かかったです。
今回は2019SSに向けての展示会です。
2018年になったばかりで、今年に入ってまだ春物にも袖を通していませんが
気持ちだけは前のめりに!企画張り切っていきたいと思います。
さっそく展示会の様子をご紹介します。
THEME
今回のテーマは「RAW」= (直訳すると)生の、加工していない、未熟な、粗野な、etc… という内容。
「賢すぎず、野蛮すぎず、ありのままの姿」が理想で、何にでも変容できる可能性と想像力をはらんでいます。
PCやスマホの画面ばかり見ていないで、裸になって、もっとモノの本質と向かい合おうという投げかけなのかもしれません。
欧米では浸透してきた「トレサビリティ」や「サスティナビリティ」、「エシカル」、「オーガニック」、といった言葉も
日本では、まだまだファンションにおいて実感できることって少ないですよね。
「RAW FOOD」という言葉が既にありますが
口にするものだけでなく、肌に触れるもの(衣)にもセンシティブになっていこうという流れが
今後も世界的に広まっていくのかもしれません。
COLOR
次はトレンドカラーについてです。
「RAW」がテーマなだけあって、夏らしい鮮やかな色と言うよりは曖昧な色が多い印象です。
特にダスティーピンクの種類が揃っています。
ブラウンのバリエーションも特徴です。
YARN
今回の展示会でとにかく目立ったのは光沢糸とミックスカラー!
素材も合成繊維の方が優勢で、綿や麻の存在感はあまり感じられませんでした。
STYLE
最後にスタイル。
ロングボトムを着て縦のラインが強調されたスタイリングが目立ちました。
次回の更新は上海SPIN EXPOです。