アルパカについて
アルパカって何?
南米ラクダ科であるアルパカは、ペルー高原地帯原産の動物で、約350万~400万頭ペルーの高原地帯に居ると言われています。
インカ時代から家畜化されていて、標高2,500~4,500メ ートルの寒暖の激しい環境に耐えながら生息しています。
アルパカの種類について。
アルパカには、ワカヨ種とスリ種の2種類あります。
主な棲息地はペルー 、チリ、ボリビアです。
ワカヨ種
学名 LamaPacos
均整のとれた体つきで、力強さと優美さを備えています。
とてもやわらかく滑りのある風合いが特徴の毛です。
スリ種
学名 LamaPacos
姿かたちも人目を引く存在ですが、光沢があり、非常になめらかな毛です。
希世価値のある素材です。
アルパカ繊維の特性
アルパカは、苛酷な自然環境の影響から身を守るために細かい毛で体全体を覆っています。
この細かい毛は、滑らかで強く、毛1本1本が油分を含んでいて、繊維自体に微細な空気袋(ストロ ーのような空洞状)が付いています。
暖かい日には空気袋が通気性の役割を果たし、また、寒い日には空気袋に熱を閉じ込めることで優れた保温性を保つのです。
しっとりなめらかな手触りと保温性 ・ 保湿性においてはアルパカ繊維は、優れた天然繊維といえます。
このようにアルパカの繊維に優れた特性があったからこそ過酷な自然環境で生き抜くことが出来たのです。
アルパカが製品になるまで