カシミヤについて

 

カシミヤって何?

カシミヤとはインドの“カシミール”(山岳地帯)からきた名前で山羊の一種です。
中国、中央アジア、中近東、オーストラリアなどに分布しており、主な産出国は中国とモンゴルです。

カシミヤと呼ばれる糸は繊度30ミクロンよりも細いものをいい、それ以上太いものは刺毛と定義されています。
通常中国産のカシミヤは14.5~16.5ミクロンで、刺毛は30~120ミクロンなので一目瞭然です。
カシミヤ糸で純白のものは全体の10%程度に過ぎず、残りは茶色やグレーなどの色がついています。

 

カシミヤの特性

カシミヤ山羊は寒暖の差が激しい自然環境の中で放牧に近い形で飼育されており
過酷な自然環境から生み出された繊維は、細く柔らかで軽く、保温性に富んでいます。

繊度が細く柔軟で、保温性、吸湿性に富んだ毛は上品な光沢感と独特なヌメリ感があり、
『繊維の宝石』、『繊維のダイヤモンド』と呼ばれ、多くの人から愛され続けています。

 

カシミヤが製品になるまで