2017SS 上海スピンエキスポ

2017SS 上海スピンエキスポ

2016年3月1日~3日にかけて上海スピンエキスポに行ってきました。

 

糸の展示会としては世界最大規模で、イタリアpittiの約1ヵ月後に行われます。
今回は5つのテーマが挙げられていました。

1.Segmented Whites
ただの白ではなく、チョークグレーやクリーミーピンクなどの
淡いトーンの色と組み合わせることで上品で優しい見え方に。
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2.Candy Crush
キャンディーBOXをひっくり返したような、カラフルで楽しい色の組み合わせがテーマ。
90年代ファッションも彷彿させ、夏のエネルギッシュなスタイルが一際目を引きます。
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3.Brocade
フィラメント糸やラメ糸を用いて錦織のような煌びやかな表現に。
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4.Cuba & Marine
ただのマリンスタイルではなく、トロピカルなキューバのエッセンスを加えて情熱的に。
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5.Martial Arts
剣道や武道からインスピレーションを受け、ユーティリティも兼ね備えてたテーマに。
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ブースを回っていて、pittiから引き続き目立ったのはフリンジ使い。
90年代ファッションやトライバルの流れがあるので、益々勢いが出そう!

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また2015AWの勢いそのままに、ニットベストの提案も多く見られました。

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次回は6月のPittiです。

2017SS Pitti Immagine Filati

2017SS Pitti Immagine Filati

2016年1月27日~29日にかけてイタリア、フィレンツェで行われた
第78回 Pitti Immagine Filatiに行ってきました。

 

世界的な暖冬の影響か、今年のテーマは「シーズンレス」!
春夏素材と秋冬素材をミックスして、端境期を中心に通年売り出せる素材を各メーカーが提案していました。

 

 

トレンドカラーはズバリ!オレンジ!!

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全体的に少しくすみのかかったオレンジが多く見られました。

 

 

糸の形状としてはシーズンレス、きれいめ志向の流れから
ストレート糸× ファインゲージ(特に16~18GG の超ファイン)の流れが引き続きありますが
その一方でファンシーヤーンを中心にミドル~ コースゲージ向けの提案も目立ちました。

特に注目するべきはテープヤーン!!
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ラッセルテープ、綿テープ、スラリットヤーン等、素材、形状、番手は様々です。

 

その他ヒゲ、ヘアー調など毛足のあるファンシーヤーン、ノットヤーン、コイルヤーン、ロングピッチスラブなども注目です。

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他にも光沢のあるブライトタイプの人気が高く、シャリ味よりは柔らかさ重視の傾向が強くなっています。

 

 

展示してあるニットでは、フリンジ使いが目につきました。
使い方次第では、ミセスの商品にも落とし込めそうです。

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次回は3月のSPIN EXPOです。

2016AW 上海SPINエキスポ

2016AW 上海SPINエキスポ

2016AW 上海 スピンエキスポに9月1~3日にかけて行ってきました。

 

トレンドカラーについて。

全体にダーク、くすみを加えたカラーが目立ちます。

ニュートラルカラーでは、ブラックに青みを少し加えたような色味をしていたり、

ホワイトにグレーを加えた複雑なカラーです。

ケミカルグリーン、インキ―ブルーもトレンドカラーに含まれます。

 

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いきなりですが、来年はリオデジャネイロオリンピックですよね。

オリンピックのある年は明るいカラーが流行るという説がありますがどちらに転ぶでしょう?

 

トレンドヤーンについて。

今年は獣毛混が来る!と言われていましたが、来年もトレンドのようです。

来季の場合は毛足の長い糸がトレンドしてあげられているので、獣毛混ではモヘヤですね。

獣毛混以外だと、モールやフェザーヤーンです。

今年も部分使いのモールやフェザーが多いように感じます。

 

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普段では巡り合えないような、素材やニットの仕様が数多くありました。

ジャカード、編み柄、配色もの・・・etc

ここ近年は新鮮さとオリジナリティーさを求められています。

ニットは糸だけではなく編み地によって、見え方が大きく変わるので

糸をどう生かすか、デザイナーの腕の見せ所です!

 

以上。

2016AW Pitti Immagine Filati

2016AW Pitti Immagine Filati

2015年7月1日~3日にかけてイタリア、フィレンツェで行われた

第77回 Pitti Immagine Filatiに行ってきました。

 

去年同様、各社獣毛混の提案が目立ちました。

なかには他社と差別化をはかるため、ヤク、キャメル、リャマなどの変わり種も。

 

カラー傾向は暖色系が多めで、ドライフラワーのように乾き、くすみのある色が打ち出されていました。
墨黒、青みのグレーなどをテーマカラーとするメーカーもあり、全体的に落ち着いた印象です。

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今回糸の形状として目立った打ち出しは、軽さ!

リリーヤーン、エアーヤーン、ソフリー、中空糸など、暖かさと軽さ、膨らみを重要視した糸が非常に多く見られました。

圧縮をかけフェルト状にする未防縮ウールなどのは、コーディガンなどに使えそうです。

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編地としては、展示会ということもあり凹凸感があったり光沢があったりと、意匠性の高い、目を引くデザインが多くみられました。

膨れジャカード、多素材使い、配色、装飾品使い、透かし柄との合わせなど、感性豊かな表現力にたくさん刺激を受けました!!

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おわり。

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