2015年7月1日~3日にかけてイタリア、フィレンツェで行われた
第77回 Pitti Immagine Filatiに行ってきました。
去年同様、各社獣毛混の提案が目立ちました。
なかには他社と差別化をはかるため、ヤク、キャメル、リャマなどの変わり種も。
カラー傾向は暖色系が多めで、ドライフラワーのように乾き、くすみのある色が打ち出されていました。
墨黒、青みのグレーなどをテーマカラーとするメーカーもあり、全体的に落ち着いた印象です。
今回糸の形状として目立った打ち出しは、軽さ!
リリーヤーン、エアーヤーン、ソフリー、中空糸など、暖かさと軽さ、膨らみを重要視した糸が非常に多く見られました。
圧縮をかけフェルト状にする未防縮ウールなどのは、コーディガンなどに使えそうです。
編地としては、展示会ということもあり凹凸感があったり光沢があったりと、意匠性の高い、目を引くデザインが多くみられました。
膨れジャカード、多素材使い、配色、装飾品使い、透かし柄との合わせなど、感性豊かな表現力にたくさん刺激を受けました!!
おわり。