2018.09.04~09.06 に上海SPINEXPO の展示会に行ってきました。
原材料の高騰により糸値の変動も大きいですが
糸がなくちゃ何も始まりません!
という事で、早速展示会の様子を紹介していきます。
今回はアイスランドやペルー、パリ、東京、などの
風土、文化、風景からインスピレーションを受けたテーマで構成されていました。
①ICELANDIC FAIRYTALE
このカラーパレットはアイスランドの氷河や火山など、自然の風景に見られるような美しさから引き出されています。
苔のように柔らかいループ糸、芝生のようなシャギー、濃い霧のようなフェルト状の素材、輪郭がぼやけた微起毛糸、など
アイスランドからインスピレーションを受けた糸が提案されています。
②PARISIAN ROMANTIC
現代的で歴史的なパリの建築とインテリアは、このパレットに見られる柔らかい白亜の色彩と輝く金属質をロマンチックに演出しています。
ラメやスパンコールなどのキラキラした素材とモヘヤの混合、高級クラブのベルベットなインテリアのようなシェニール糸や毛皮のような素材、パリの現代建築に見られる窓やガラスを彷彿させる軽量ラメ糸、などが提案されています。
③PERUVIAN BOHEMIA
レインボー・マウンテンの明るい丘とペルーの伝統的なテキスタイルが、この強力で陽気な色を作り出しています。
レインボーマウンテンのような鮮やかな色の組み合わせ、カラフルネップなどの糸が提案されています。
④TOKYO SHRINE
青々とした庭園と美しい日本の神社は、紅葉の赤を対照的に浮かび上がらせ、晴れた日の富士山のような青も強調されています。
ペーパーヤーンによる紙吹雪や羽毛のような表面、細かい幾何学模様の連続、上品に配されたラメ糸など、日本の建物や文化からインスピレーションを受けた糸があげられています。
⑤KALAHARI DESERT
カラハリ砂漠の壮大な自然とサワン族の職人技からインスピレーションを得ています。
手紬のような糸や太いトップ状の糸、砂漠のような表面効果などが提案されており、粗野な中にも複雑な色の組み合わせや柄が見られます。
【ジャカード】
民族っぽい柄のジャカードが多かったです!
【レースアップ】
【光沢糸】
【ファー加工】
根強い人気です!
デザインや色など参考にしつつ、2019AWの企画を進行していきたいと思います!
次回は、4年に1度ペルーで開催されるアルパカフェスタの記事を更新予定です!!