こんにちは。
今回は11月に和歌山県で開催された島精機の55周年パーティについてレポートです。
ニット業界で知らない人はいないであろう、島精機。
ニットのデザインから設計、編立てにまつわる最新の機器やシステムを日々開発、発信している有名企業です。
定期的にバングラデシュの工場を視察している私ですが、今や『SHIMA SEIKIを導入した』というのが
良い工場としてのステイタスの一つになっているように思います。
それでは、そんな大企業の55周年パーティの一部を皆さまにもご紹介いたします。
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島精機の技術をフル活用したサンプルたちは、どれも驚くほど素敵でした。
ニットとは思えないほど繊細で上品なドレスや
まるで織物のような編み地のコート。
ニットのメンズシャツも品があって素敵です。
華やかな刺繍のGジャンかと思いきや、なんと刺繍そっくりのプリントでした!
サンプルと一緒に、島精機のシステムによるメリットのアピールもわかりやすく展示されていました。
また、ここでは訳あってお見せできませんが、最新の機械も多く展示されており
デモンストレーションのブースは非常にたくさんの人で賑わっていました!
そんな中でも今回特に驚いたのは、三次元計測装置なるもの。
たった1秒の撮影でモデルの体型を計測し、そのデータをプログラミングシステムに転送
さらに自動で生成されたデータを編み機に転送し、そのまま編み立てが開始されるのです。
ニットが完成するまでの時間は撮影からおおよそ1時間程度!
自分の体型にぴったりとフィットするニットなのでストレスもありません。
近い将来、ショッピング中に計測し他のお店をまわっている間にニットができあがっている
なんていうシステムが実現するのかもしれませんね。
一通り展示ブースを見終わったあとは、豪華なショーがありました。
スーパーモデルたちによるファッションショーはテレビや雑誌でよく見るコレクションそのもの。
(ただ、すみません。あまりにもショーに見とれすぎて写真をまったく撮っていませんでした……。)
この他にも招待客をもてなす素晴らしいパフォーマンスの数々、圧巻でした。
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普段めったにパーティになどにはお呼ばれしない私にとっては大変貴重な体験でしたが
何よりも島精機の高い技術力と、常に新しいことを生み出そうとする姿勢に刺激を受けました。
そんな立派な島精機の自動機は、我が社のミャンマー合弁工場にも設備されています。
今後はより一層、機械のポテンシャルをフルに活かせる製品の企画、生産に努めていきたいと思います。
この場を借りて島精機関係者の皆様に御礼申し上げます。
また、このレポートを最後まで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。
次回のレポートもどうぞお楽しみに。