TIBET LHASA

TIBET LHASA

2017.09.13~09.18まで北京とチベットのラサへ出張に行って来ました!
ラサって何処?って感じですよね。中国なのですがチベットに入る為に入国許可証が必要なんです。
中国は本当広い!

 

チベットは標高が高く、大体4400m~5600mくらいです。
富士山の頂上が3776mだったらはるかに超えていますよね・・・
着いた瞬間空気が薄いことに気づきました。

 

今回の出張は動物の原毛採取が目的なのですが、まずはラサ市内観光の内容をお届けします。
体慣れさせる為に焦らずゆっくりと移動することが大切です。

 

初めに世界遺産のポタラ宮を訪れました。

1350年前 唐の時代にダライ・ラマ5世が建築した外壁が白く塗られた宮殿。

水の持ち込みが禁止で、中に入る為に3回も検査させられました。

厳重さにびっくりです。

 

続いてラモチェ(小昭寺)

ソンツェン・ガンポ王に嫁いだ唐の皇女(文成公主)が建てた仏教寺院。

重要文化財の一つです。

 

 

 

そしてジョカン(大昭寺)

 

外で礼拝している人がたくさん居ました。

 

中では僧侶達が経を唱えている縁起のいい光景を見る事が出来ました。

 

 

こちらは五体投地の様子。

両手、両膝、額を地面につけて礼拝。この動作を何回も繰り返していました。

3回、5回と奇数が良いとされており、108回は特別に縁起の良い回数とのことです。

108回なんて考えられない数字ですよね!

 

 

次の日は北チベットにある牧場へ!

 

 

標高4600mの羊八井(ヤンバーチェンラトッ)三号

という土地の新橋(サムサー)村でカシミヤとヤクの原毛!

 

白と黒の毛を持つ大人ヤクやカシミヤ

初めて見ましたが、ヤクの大きさにびっくりです。

こんなに大きいのかと思いましたが、他の地方ではもっと大きいらしいです。

 

珍しいグレーの毛を持つカシミヤさん

基本山羊は大人しい動物なのでとても愛らしかったです。

 

 

ヤクの乳絞りの様子も見る事が出来ました!

 

 

今度は七号の土地の村へ!

因みに同じ土地名の村は一~八号まであるようです。

ここでヤクのバター茶をご馳走になりました。

 

ヤクの糞を燃料にしてお茶を沸かすというとても経済的です。

味は、、、、、甘くもなく苦くもなく、、、です!

人それぞれ好みによるかと思いますね。

 

 

 

 

 

 

たまたま五体投地で巡礼している人々に会いました!

長い時間をかけて旅をする様は本当に凄いと思いました。

 

 

 

 

別の日に今度は西南チベットへ!

ヤムドゥク湖

ガンバラ峠の頂上から眺める事が出来る湖で、青くてすごく綺麗でした!

 

 

 

ナンカンツェ ダルン カロという村でカシミヤの原毛!

 

山羊の年齢をツノの切り替わり境の数や歯の本数で判断しているとの事です。

ツノの方は三歳、歯の方の山羊は七歳です。

寿命は大体六歳らしいです。長くて十年生きるとの事です。

 

 

 

 

 

7,191mもある氷河の山 ネンチェンカンサン

フモトまで行きましたが、標高5,560mで少し距離を歩いただけで息切れしました。

 

そして最も重要な会社のHPに載せる写真を撮る為に原住民に頼みます!

言葉が通じなくてもジェスチャーだけで通じるものなんですね。

感動です!

 

 

 

 

 

余談ですが祈りの旗 タルジョ

チベットの人は祈るという文化をとても大事にしています。

 

 

 

そして滅多に見られないという岩の近くに住む羊、青羊を見ました!

 

 

この短期間で貴重な体験をたくさん出来てとても良かったです!

 

 

 

2017.09 バングラデシュ出張

2017.09 バングラデシュ出張

2017年9月
バングラデシュ出張に行ってきました!
 
 
 
前回の更新から大分空いてしまいましたが、実はその間も定期的に訪問を繰り返しておりました。
(そう、ずぼらな私が更新していなかっただけです・・・。)
相変わらず大変なこともありますが、新しい事務所のおかげで割りと快適な出張生活を過ごせています。
 
 
この時期のバングラデシュはちょうど雨季と乾季の境目くらいでしょうか。
非常に湿度が高く、少し外に出ているだけでも体中が汗ばんできます。
正直過ごしやすい気候ではありませんが、冬物の出荷が重なる今、現場での確認は欠かせません。
 
 
 
さて、今回は商品の確認、納期確認と合わせ、検品所にもお邪魔してきました。
 
 





 
 
今回お邪魔したのは、以前からお世話になっている某日系の検品所様です。
新しく開設したセンターで、今月末から弊社の製品を厳しく厳しーくチェックしてもらいます。
 
 
 

まず目についたのは検品スペースの入り口にある防虫対策。
扉前には二重にネットが張られ、さらに上には殺虫器を設置。
1匹たりとも虫の混入を許しません。
 
 
 
さらに今回『なるほど~』と思わず感心したのは検数、検針作業。
 
 

検数、検針ともにとても大切な行程です。
1箱あたりの入り内容に間違いがないよう、また絶対に不良品が混入しないよう
大人数のスタッフで漏れなく作業を進めていきます。
 
 
 

検数作業では枚数の数え間違いを防ぐために、製品を5枚ずつ重ねて置いていきます。
重ねる前の製品は手前側に、重ねた後の製品は青い線をまたいだ向こう側に置く、という徹底ぶり。
 
 
 
そして最も驚いたのが・・・
 

なんと!製品だけではなく箱の検針作業!!
万が一箱の隙間に針などが入り込んでも取り除けるよう、一度箱を全て解体し、また元の形へと戻すのです。
なんという手間・・・おみそれしました。
 
 





 
 
検品といえば汚れや傷ものなどの不良品を省く過程、という漠然とした捉え方をしていたのですが
私達の見えないところではこのような工夫や努力がされていることを目の当たりにし
検品の重要性を再認識する出張となりました。
もちろん、検品で省かれるより前に不良の出難い製品をつくるのも私達の役目ですよね。
 
 
 
今回は以上です。
それでは次回の出張レポートもお楽しみに。

2018-19AW 上海SPIN EXPO

2018-19AW 上海SPIN EXPO

8/29~8/31に18-19AW 上海SPIN EXPOに行ってきました!
私ごとですが、初の糸の展示会でワクワクドキドキ・・・|д゚)*.゚*

会場もとても広かったので迷子になりそうでした・・・(笑)

やっぱり糸や服に囲まれていると気分が高まりますね!

それでは、展示会の様子を紹介させていただきます

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①カラー

今回は環境や自然、近未来を感じさせるテーマとなっていました。

そのため、くすんだカラーや自然な優しい色味

全体的にグレーの割合は減り、ぬくもりを感じるようなベージュや

マスタード・オレンジなどの暖色系

木々を連想させるようなグリーン系が多く見られました。

 

 

②糸・編地

*Chenille(モール/毛虫糸)

モールが大量発生!!!今年のベロア! 来年はモール!?な予感です!

全体にモールを使うのも良し、他の糸と掛け合わせて使うも良し!

 

*ファー/モヘヤなど毛足が長いもの

ここ最近人気が続いているファー

ふわふわしていて、触り心地も良いのでみなさんはきっとお好きなはず・・・♡

 

*ブークレ(表面にループが出るように加工された糸)

最近店頭でもよく見かけますよね!

来年は収まりの良いタイプのブークレーが増える予感です!

*Metallic(ラメ)

キラキラしてるものには目がないですよね~

アイテムのひとつにラメが入ってるだけで、華やかになるので

来年はちょっとだけでも取り入れてみてはいかがですか(*^-^*)?

 

*ツイード

ツイードと言えば、シャネルツイードを彷彿させますよね!

Pittiの展示会にも出てきていましたね!

来年はツイードアイテムをひとつ持っておくと、おしゃれ度UP!!!

*立体的な編地

立体的なジャカードやパイル生地を使った刺繍など

おもしろい編地がたくさんありました!

 

③素材・機能性

リサイクルポリエステル(繊維製品やペットボトル、フィルムクズを原料として、作られた再生ポリエステル)

アンチバクテリア(抗菌)

VILOFT(ドイツ生まれのレーヨン。100%天然由来・軽量・柔らかい・保温性・通気性が良いetcの特徴を持つハイテック繊維)

THERMO LITE (保温性・軽量etcの特徴を持つ素材)

COOL MAX(クール&ドライ・吸湿速乾・通気性etcの特徴を持つ素材)

その他にも、撥水加工 やコーヒー豆をリサイクル!?したものなどなど

環境に優しいものから機能性を重視したものも多く見られました。

見た目や触り心地だけでなく、なにかプラスαあるとさらに魅力を感じますよね!

 

④スタイル・ディテール

*フリル

フリルはまだまだ人気!ボリューミーなフリルから繊細なフリルまで幅広く展開

 

*クロップド丈

体にフィットした短めなトップスが主流

 

*ウエストマーク

今年に引き続きウエストマークも継続!

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最近はトレンドの移り変わりが早いので、

旬な糸や素材・旬なアイテムをいかにその時に取り入れれるかが

大事になってきますよね!

これから何を着るか想像するだけで楽しみですね(*^-^*)

それでは!

次回の展示会は19SS Pitti  です。