2017.09 バングラデシュ出張

2017.09 バングラデシュ出張

2017年9月
バングラデシュ出張に行ってきました!
 
 
 
前回の更新から大分空いてしまいましたが、実はその間も定期的に訪問を繰り返しておりました。
(そう、ずぼらな私が更新していなかっただけです・・・。)
相変わらず大変なこともありますが、新しい事務所のおかげで割りと快適な出張生活を過ごせています。
 
 
この時期のバングラデシュはちょうど雨季と乾季の境目くらいでしょうか。
非常に湿度が高く、少し外に出ているだけでも体中が汗ばんできます。
正直過ごしやすい気候ではありませんが、冬物の出荷が重なる今、現場での確認は欠かせません。
 
 
 
さて、今回は商品の確認、納期確認と合わせ、検品所にもお邪魔してきました。
 
 





 
 
今回お邪魔したのは、以前からお世話になっている某日系の検品所様です。
新しく開設したセンターで、今月末から弊社の製品を厳しく厳しーくチェックしてもらいます。
 
 
 

まず目についたのは検品スペースの入り口にある防虫対策。
扉前には二重にネットが張られ、さらに上には殺虫器を設置。
1匹たりとも虫の混入を許しません。
 
 
 
さらに今回『なるほど~』と思わず感心したのは検数、検針作業。
 
 

検数、検針ともにとても大切な行程です。
1箱あたりの入り内容に間違いがないよう、また絶対に不良品が混入しないよう
大人数のスタッフで漏れなく作業を進めていきます。
 
 
 

検数作業では枚数の数え間違いを防ぐために、製品を5枚ずつ重ねて置いていきます。
重ねる前の製品は手前側に、重ねた後の製品は青い線をまたいだ向こう側に置く、という徹底ぶり。
 
 
 
そして最も驚いたのが・・・
 

なんと!製品だけではなく箱の検針作業!!
万が一箱の隙間に針などが入り込んでも取り除けるよう、一度箱を全て解体し、また元の形へと戻すのです。
なんという手間・・・おみそれしました。
 
 





 
 
検品といえば汚れや傷ものなどの不良品を省く過程、という漠然とした捉え方をしていたのですが
私達の見えないところではこのような工夫や努力がされていることを目の当たりにし
検品の重要性を再認識する出張となりました。
もちろん、検品で省かれるより前に不良の出難い製品をつくるのも私達の役目ですよね。
 
 
 
今回は以上です。
それでは次回の出張レポートもお楽しみに。

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