中国出張に行って来ました。今回は工場視察が目的です。
先ずは安徽省にあるテンウェイ工場と事務所を訪問した内容についてご紹介します。
工場の中を案内して頂き、紡績機は日本製でした。
ワタの状態から染めて、糸の形状にしていき、真っすぐな糸に撚りをかけます。
その後コーンに巻いて、撚糸の機械で糸に撚りをかけて強くします。
部屋を移動してこの大きな機械は縮絨、乾燥機です。私たちニットの風合いを左右するとても大切な工程です。
そしてアイロン室、手作業での仕上げやリンキングをしている工員さん達の姿です。
更に拡大のために新工場の建築も進めていました。 (まだ更地でしたが・・)
初めて紡績の工場内を見学出来て、驚きが溢れていました。
各工程を知る事が出来、とても勉強になりました!
続いてジャーシンという都市にあるランバオ工場を訪問しました。
今回で上海は二回目です。この日は気温40度もあって、暑いのが苦手な私には堪えました。。
規則があって写真は禁止でした。 残念・・・!
その分しっかりと目に焼き付けましたよ。
先ずはビーカーのサンプル室を案内して頂きました。
依頼されたビーカーが届いたら、機械でカラーを分析。
分析が出来たらワタからスワッチを作成しているのです。
そして染色。カシミヤならorder通りに完璧に色を再現できるという!
その次に紡績しているところを案内してもらいました。
イタリアの紡績機を使っていました。
ホワイトと濃色やベージュと色によって完全に部屋を分けて管理されていました。
その後に染色釜も見ました。一日に何十t も染色しているという。
工場内は凄く清潔に保っており、品質管理はしっかりとしていました!
ここで作られるカシミヤ100%の製品は、どの色の風合いも良くて触り心地抜群でした。
商品作りにあたり、どのような工場で、どのように糸が作られていくのかを知る事はとても大事だと思いました。
一つ一つの工程が人の手によって手間がかかり、そのおかげで良い商品が出来上がる。
これからもっと様々な事を知り、皆さんにお届けできたらいいなと思います。
引き続き宜しくお願いします!